令和5年御島神社例祭
9月29日、中秋の名月の日「御島神社例祭」が執り行われました。干潮に合わせた時刻に海の中に鎮座する祠まで、牡蠣殻と泥にさいなまれながらの参拝は、宮司をはじめ参拝される方々も苦労しての道のりでした。しかし、祠にたどり着くと清々しい海風に苦労も忘れ、神聖な気持ちで祝詞を拝聴し一年の安全を祈願して帰路につきました。そばの鳥居が、祠でもなく香椎宮でもない方向を向いていることを参拝者の方が宮司に尋ねられると、「ここから神功皇后(じんぐうこうごう)が神羅(朝鮮半島)に出陣されたことから、朝鮮半島に向いている」ということでした。
